ホーム > スタッフブログ > 「Y」や「焼売」など、いろんな意味で勉強になったFOODEX JAPAN 2024(東京ビッグサイト)!
3月5日~8日に開催された「FOODEX JAPAN 2024(以下、FOODEX)」(東京ビッグサイト)に参加し、今年も「大潟村農産物・加工品輸出促進協議会」の大潟村ブースに、弊社のお隣に工場がある餃子計画様と一緒に出展しました。
今年のFOODEXは、初日は晴れたのですが2日目からは雨で、最終日は朝から雪がチラつき電車が遅れたり、本数を減らしての運行するなど、決してお天気に恵まれたとは言えない中でしたが、非常に多くのバイヤーの方にご来場いただき、大変盛況な展示会でした。
FOODEXでは、日本人バイヤーも多いのですが、例年、中国や台湾、香港、韓国、タイ、インドネシア、マレーシアなど、アジア諸国のバイヤーが多数来場されます。もちろん今年もアジア諸国のバイヤーは多かったのですが、今年の大潟村ブースは例年よりもEU圏のバイヤーが多かったような気がします。
こまち協会での、今回のFOODEXでは、海外向けに乳酸菌を加えた甘酒の「Rice Maltシリーズ」や、「おこめでつくったショートブレッドシリーズ」、グルテンフリー商品(ラーメン、パスタ、パンケーキミックス)、パックごはん、パウチ玄米シリーズなどを展示・紹介しました。
どの商品も、来場されたバイヤー高い関心を持っていただけたのですが、中でも「Rice Maltシリーズ」と「おこめでつくったショートブレッドシリーズ」の人気が高かったように感じます。
今年のFOODEXで印象に残っているのは、ハンガリー人バイヤーとスウェーデン人バイヤーとの商談です。
ハンガリー人バイヤーとの商談は、大潟村ブースではなく別会場での商談だったのですが、商談が終わる際「後ほど、ぜひ大潟村ブースにもお立ち寄りください!ブース番号は5E-Y16です。」と伝えたのですが、この「Y16」の「Y」が全く伝わらず大変困りました。
このバイヤーとの商談自体は英語で行い、何も困ることはなかったのですが、「Y(ワイ)」だけが通じません。
こちらが「ワイ」と言っても、「ヴァイ?」「ヴイ?」となり、ノートには「V」と書かれてしまいます。
どうしても通じないのでバイヤーからノートとペンを借り、「V」の下に棒を一本書き加えました。
すると「Oh、igrek(イグレック)」と納得されました。
ハンガリーでは「Y」を「イグレック」と発音するのだそうです(フランス語もそうだそうです)。ちなみに「W」は「ダブリュウ」ではなく「ダブルブイ」なんだそうです。
スウェーデン人バイヤーとの商談も、別会場での商談でした。
こちらも最後に「ブース番号は5E-Y16です。」と言ったのですが、こちらの「Y」は無事に伝わりました。
加えて「大潟村ブースでは、お隣の会社が米粉で作った餃子(ギョウザ)や焼売(シュウマイ)も展示しています」と言おうと思った時、「餃子(ギョウザ)」の「dumpling(ダンプリング)」までは良かったのですが、「あれ!?、焼売(シュウマイ)って英語でなんて言うんだっけ?」と困ってしまい、「焼売(シュウマイ)、焼売(シュウマイ)、焼売(シュウマイ)」とブツブツ言っていると、スウェーデン人バイヤーから「焼売(シュウマイ)は焼売(シュウマイ)だ!(笑)」と教えていただきました。
これら2つの話は大変勉強になりました。
今回の商談が一件でも多く成約に繋がるよう、頑張っていきます。
事業開発課 加藤
なお、海外バイヤーからの関心も高いパックごはんやパウチ玄米シリーズ、グルテンフリーパスタ、グルテンフリーパンケーキミックスなどは、こちら(オンラインショップ)からもご購入可能です。