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2022.8.10
特産品の取材季節
砂丘に生(な)る和梨(取材ログ:潟上市・上)

今回の取材先は潟上市のとある果樹園。潟上市は今このブログを書いているわたくし佐々木の出身地でもあります。

地域学習で小さいころから「果樹がさかんなんだよ」と教わってきたものですから、どこか鼻が高い気持ちで向かいました。

 

果樹園に来るのは子供の頃以来のことかもしれません。
「こんなに梨の木って低いんだな」と先ず思いました。もっと大きかった気がするのは、当時のわたくしが小さかったからに他ならないでしょうね。たぶん。

 

どこを見ても映えるなあ。

 

おそらくですが樹高170cm以内といったところ。
植わっているのは梨ですから、たしかに樹木ではあるんだけれど、縦横に張ったワイヤーの高さまで整然と枝を横に広げて、アーケードのように揃った高さから日陰を作っている。どこか荘厳な雰囲気すらあります。自然と人間の作業の合作って感じ。非常に美しい。

てっきり品種ごとに区分けされているかと思いきや、いろんな品種があちこちに育っているそうです。接ぎ木もしているもんだから、さらに複雑です。「これが◎◎、この袋をかぶっているのが〇〇、そっちが□□…」大変申し上げにくいのですが、すでに最初に仰った品種を忘れました

 

水はけのよい砂地(とくにここは『天王砂丘』という特有の地形をした土地です。語ると長くなるので、ああ、そういうもんなんだなって感じでいてください。)で育つ果樹は一味違うとのこと。産地産地とは言いますが、それを土地…土壌ですとか地質ですとか、そういった地学的なところから知ることもなかなかおもしろいのかもしれません。

 

 

さて産地で、生産者に会うと、…もういますぐ食べたい気持ちでいっぱいです。
まだ小さくて青いですけど、目の前の果実をよほど取って食べようかと思いましたよね。

販売二課 佐々木