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2023.6.8
部門紹介輸出
新しい輸出の取り組みに参加。チームで輸出に挑戦!

早いもので今年も6月に入り、既に梅雨入りした地域もあると聞いていますが、みなさまの地域はいかがでしょうか?

東北北部も615日頃には梅雨入りするという予報もあり、すこし憂鬱な気分になっている今日この頃です。

 

さて、今回は私が所属する事業開発課について紹介します。

事業開発課は、読んで字のごとく、こまち協会にとって新しい取り組みをする部署になります。

 

これまでは、「農業事業」と「輸出事業」を担当していましたが、この4月に晴れて「農業事業」が『農業課』として独立し、現在は「輸出事業」を主に行っています。

 

「輸出事業」では、国内外の展示会に出展し、こまち協会の商品を紹介することが主な活動になります。

コロナ前は年間67回程度、海外の展示会に参加していました。

 

事業開発1

 

事業開発2

 

しかし、コロナ以降、渡航が出来なくなったこともあり、国内の展示会も含め、この3年は秋田から一歩も外に出ていませんでした。

 

こまち協会が本格的に輸出に取り組みはじめたのは、2016年です。

 

取り組みはじめたとは言っても、当初はどうしたら輸出できるのか、右も左もわからずかなりとまどったことを覚えています。(かといって今もそんなに詳しいわけでもなく、毎日のように新しい言葉に出会ってとまどっていますが、、、)

 

お米はどこの国の人でもわかりますが、お米の輸出については、それぞれの国の輸入規制もあり、なかなか簡単には進みません。

 

例えば、中国にお米を輸出したいと思っても、中国では日本から生のお米を輸入する場合、中国に認められた工場で「くん蒸」しなければ輸出することができません。

 

日本の美味しいお米をあえて「くん蒸」するのもどうかなぁとは思いますが、それが決まりと言われれば仕方がありません。このように、それぞれの国や地域のルールを確認して対応するのは、なかなか大変です。

 

そして何と言っても「言葉の壁」が最大の難敵です。英語だけならまだしも、中国語や韓国語やフランス語、イタリア語などなど。

 

また、ひと口に中国語と言っても、北京語、広東語、台湾語など複数ありますし、展示会では、東アジア、東南アジア、EU、北欧などなど、いろいろな国や地域の方がいらっしゃるので大変です。

 

もちろん通訳に付いてもらいますが、「果たして、今この通訳が話している内容が正しいのか?」心配になるときが多々あります。

 

一つ一つ相手が言っていることをこちらに伝え、私の回答を訳してくれている時は良いのですが、慣れてくるとこちらに確認せずに話を進めている時もあり、よくよく聞くと全く違う話をしているときもあり、慌てて修正したりなどしょっちゅうです。

 

それでもいろいろな国の方と会ったり、話をしたりできるので、その点では楽しいですが。。。

 

コロナもようやく明けて、海外に行けるようになり、昨秋から、少しずつ海外の展示会等に参加しています。

そして今年は、こまち協会独自の取り組みに加えて、新たな取り組みとして、「秋田県加工食品輸出拡大協議会」にも参加しました。

 

これは秋田県にある加工食品メーカー6社(「稲庭うどん」の稲庭うどん小川様、「鶏めし弁当」で有名な花善様、「福小町」の木村酒造様、「味噌・醤油」石孫本店様、「いぶりがっこ」のまこと農産様)が一つのチームとして輸出に取り組むというものです。

 

事業開発3

 

これまで、海外の展示会に出展すると、「秋田にはほかにどんな美味しいものあるの?」、「秋田の美味しいお酒を紹介してくれないか?」、「味噌や醤油は手に入らないか?」などの話がよくありましたが、単独で出展していると、なかなかそういった話に応えることが出来ませんでした。

 

しかし、これからは協議会としても活動するので、そういった話にも応えることができますし、お互いにお客様を紹介しあうこともできます。そうすることで、良い相乗効果が生まれるのではないかと考えています。

 

事業開発

 

今年は、こまち協会として、そして、秋田県加工食品輸出拡大協議会として、コロナでなかなか海外の展示会に出られなかった数年分を取り返すべく取り組み、一人でも多くの方に、こまち協会の商品を食べていただけるように頑張ります!

 

事業開発課 加藤

 

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