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2023.9.28
商品季節
今年の新米の品質検査

こんにちは、検査課の佐藤です。

今年も新米の時期がやってきました。

爽やかな秋晴れが続き、大潟村の稲刈りは最盛期を迎えています。

 

 

この日の受け入れが一段落ついた頃、空を見上げると雲一つない青空が広がっていました。

好天だったのでお米の搬入も多く、荷受け場もかなり忙しくなっていました。検査課では、搬入された玄米の品質を確認するために色々な検査を行っています。

 

今回は、お米の成分分析の1つ、タンパク測定について紹介します。

搬入されているお米の品種によってはタンパク含有率が出荷基準として設けられている品種もあり、下の写真の食味計と呼ばれる機械で測定をしました。

 

 

タンパク質が多いとお米の吸水を阻害し、炊飯したときに粘り気の少ないパサパサした食味の悪いご飯となってしまいます。

お米(玄米)に含まれるタンパク質は平均6.8%と言われ、この数値が低いほど粘りの強い美味しいご飯になるといわれています。

今日測定した品種のタンパク含有率の基準はそれよりもさらに低い6.4%以下なので、より粘りのある良食味米と言われています。

この日に搬入されたお米のタンパク含有率を測定したところ、すべてこの基準を満たしていました。

この機械では玄米の食味値も測定しており、今年は猛暑の影響が心配されましたが、例年と変わらない食味値で、今年もおいしい新米をお届けできそうです。

 

検査課 佐藤

 

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秋田県大潟村産あきたこまち「稲穂の輝き」