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2024.5.23
部門紹介
パン製造の仕組みです。

みなさんこんにちは。

大潟村の田んぼや畑では毎日農家の皆さんが農作業に励んでいるのを出勤時に見掛けます。

今日は農業用道路をトラクターが走っていました。

毎日通っていると風景の変化が楽しく感じられます!

 

アレルギー第二工場では先日パンの試作を行いました。

この日、最初はパンが綺麗に膨らまず、とても苦戦していました。

商品課と一緒に原料のパーセンテージや生地の温度を変えて何度も試作を繰り返しました。

 

パンを膨らませるにはイースト菌や天然酵母などが必要となります。

イースト菌はパン酵母の一種で、他の酵母よりも発酵しやすく味も安定しやすい原材料です。

パンが膨らむのは、イースト菌がパン生地の糖分を取り込み炭酸ガスやアルコールを発生させるためです。

この働きを「発酵」といいます。

 

小麦粉に含まれるグルテンもパンが綺麗に膨らむ役割があるのですが、ここアレルギー第二工場では小麦粉を使用していません。

小麦粉の代わりに米粉を使い、ふっくらとしたパンを作っているのです。

 

発酵は専用の機械を使い、発酵時の温度と湿度をしっかり管理しています。

発酵が終わりオーブンに入ったパンがこちらです。

丸く膨らんでいますね!

 

発酵後の米粉パン

 

焼き上がったパンがこちらです。

 

焼成後の米粉パン

 

この日はほんとうにたくさんのパンを焼いて原料や温度などを確かめ、「こっちのパンは甘いね」とスタッフ同士で味や食感の違いを共有していました。

 

だんだんと気温も上がってきましたので皆さま、お身体に気を付けてお過ごしください。

 

アレルギー二課 杉渕