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2022.10.25
特産品の取材季節秋田県の話題
「大きな栗」で歌が終わるレベルの栗が実在した(取材ログ:仙北市西木町)

栗と言えばあの歌。栗の木。栗の木と言えば、某アイドルさんが「硬くて切れないからこれは栗の木だな」と頻繁に仰っていた「硬い木材」のイメージ。ノコギリは上手に使いたいものです。

 

さて、いつものごとく開始早々本題とずれましたが今回のテーマは栗の木ではありません。

栗です。

西明寺栗(さいみょうじくり)』という栗をご存知でしょうか。秋田県北部の西木町(角館の近く)の名産です。

 

佐竹藩の佐竹さんが300年前に京都と岐阜から栗の種を持ち込んで栽培を始めたら、なんかすごい実の大きいのが出来たそうで。これを改良して西明寺栗が誕生したと言われています。地区の栗推しすごくてですね、そこらじゅう栗のノボリが立っており、さながら戦(いくさ)です。

 

某きのこ、某たけのことやりあうつもりかもしれません。それにしてもこんなにシンプルなノボリある?

 

この日訪れたのは、仙北市西木町の佐々木栗園さん。

農家民宿もなさっている、私でもイメージする通りの山に抱かれた農家のお宅がありました。

 

 

目の前には桧内川。そして道路端には手入れの行き届いた堰があり、なんと梅花藻がそよぐ。まさに清水の里という風情です。夏には蛍が飛ぶんだとか。かと思えば、ときどき内陸縦貫鉄道が通過して行きます。言うことないですね。

 

 

斜面にそって植えられた栗の木を見上げていたら、栗のイガを踏みしめてしまいました。気を付けないといけません。なにしろ実が法外に大きいですからね。必然的にイガも超巨大なわけです。

今度は下を見て歩きますと、収穫シーズンもフィニッシュラインを越えたとは言っても、たまに実が落ちています。すると、下ばかり見て歩いてしまいます。

ちなみにどのくらい大きいかと言うとこのくらいです。これでもまだ普通くらいです。

本気の西明寺栗はもっと大きい。

 

こんなのが池に落下してきたら賢明なドジョウならどうするか想像に難くないですね。少なくともあの歌のような態度はしない。

 

栗拾いに勤しむ地元のご婦人。

 

「修学旅行だか?」

 

あ~~いえ、ちがいます~~。

そんなふうにみえますか~~まいったな~~^^

販売二課 佐々木