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2024.8.26
農作業
農場は楽園だ!草を切り刻むイタリア製「チョッパー」大活躍

チョッパーというイタリア製の草を刻み粉砕する農機具(経緯は前回ブログ)が届いてから数日後。

今日は農業課倉庫ではなく、大潟村の南に位置する、畑へ作り替え真っ最中の原野にやってきました。

 

 

ここは大潟村の開村(今年2024年で60年となります)から、ほとんど人の手が入らず原野となった土地であります。畑を切り開くために、農業課が力を合わせて頑張っているところです。

 

 

土埃舞う中、元気に真っ赤ないかついチョッパーを付けて走り回るトラクターの姿がありました。

愛情のこもったメンテが功を奏したんでしょう。ちゃんと役割を果たしているようでよかったです。

…ところが、機械の町医者・児玉さんが乗っていません。どうしたんでしょうか。

 

弊社の圃場や作業場は村内のわりといろいろな場所に点在しており、農業課のメンバーがひとつの場所にいるとも限らないので、目的の人物に会えないことも珍しくありません。

たまたま近くで作業準備中だった農業課メンバーの加藤さんに訊いてみます。


 

─お疲れ様です。児玉さんいます?

(加藤)児玉?この区画のどこかにいるはず。この現場の責任者だもん。…オレ?

オレは児玉のすぐ後に入ったから6年になるんだけど。その頃はちょうど、大潟村でたまねぎを作るってことで畑の開墾するところだった。そのタイミングでこの会社に入ったんだ。

児玉は本当に機械好きだからなぁ。

またどっかで機械いじってるんでねえか?人生の楽園だよ(笑)

 

(加藤)さぁ~て!今日も明日も草刈りだァ!

 >>ブーーーン!!!!!<<

 

しょうがないので周囲を探したら、現場から少し離れたところで別の重機に水をかけていました。

 

へー重機にも水やりが要るのね(調整の前に汚れを落としています)

 


 

 

-チョッパーの調子が良さそうでよかったですね!

(児玉)おお。イタリアの働き者だな~あれは。大当たりだ!

-てっきり重機に乗ってると思ったら…何してたんですか

(児玉)オレは乗らないよ!これから使う機械を全部先に見とかないとさ。現場を全部回って、ずっとメンテナンスするんだよ。

 

─あれ?これってもしかして…

 

 

(児玉)そうだよ。シャフトからの動力を回転刃に伝えるベルトの切れたやつ。よく働いた証だよな。

1本2万円とかするのもあるんじゃないか。

(画像は前回ブログより。左がベルト)

 

あ、重機にはうかつに近寄ったらダメだぞ!石とか、すっんごいのが飛んでくるぞ!

 

 

この日も炎天下。決して楽な環境ではありませんが、好きなものに囲まれてイキイキと働く姿がありました。

機械好きこそ、農業には進むべき道があるかもしれません。「人生の楽園」という言葉を思い出していました。

 

販売二課 佐々木