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2023.7.26
部門紹介
検査課のお仕事(お米の判別)

こんにちは、検査課の佐藤です。

今回は、お米の検査項目のひとつ、うるち米もち米の判別について紹介したいと思います。

白米うるち米の他に、月に数回もち米の精米を行っていますが、検査課ではもち米としての品種に問題がないか検査を行っています。

どのような検査かというと、下の写真のようにヨウ素デンプン反応による染色試験によって、うるち米かもち米かを判別しています。

 

検査課

うるち米ともち米を下写真のように別々に広げた場合は、もち米は真っ白で、うるち米は半透明なのでよく見ると目視によって見分けることはできますが、染色することによって容易に確認できます。

染まり方の違いを見て貰うために、もち米の中に1粒だけうるち米を入れてみました。

もち米は茶褐色なのに対し、うるち米は紫黒色に染まりました。色に違いがでる理由は、お米のデンプンに含まれるアミロースとアミロペクチンの割合によるもので、アミロースは青色に、アミロペクチンは赤色に変化するという性質から、うるち米ともち米では染まり方に違いが生じます。

 

検査課

 

今後も製品の品質が基準に満たしているか検査を徹底し、品質の良い商品をお届けしていきます。

また、機会があったら、検査課で行っている他の検査についても紹介したいと思います。

 

検査課 佐藤

 

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