今年も2月の機械整備から始まり、3月のハウス準備に塩水選、4月の芽出しからの播種や育苗管理等、様々な準備を行いハウスの苗も立派に育ち、苗を積み込む苗車（トラック）の準備も整い、5月8日から田植えがついにスタートしました。

これから約2週間かけて、ハウス全22棟分の苗を田植え機3台を使って田んぼに植えていきます。

ちなみにハウスには苗箱の枚数で言いますと、約2万枚以上が並んでおります。

 

 

 

苗車に積み込む枚数は200枚、その日の状況にもよりますが1日8～9台分、苗を積み込む作業が行われ圃場へと向かっていきます。

 

 

初日はあいにくの曇りでしたが、ハウスから運ばれた苗や圃場も乾くことなく、気温はやや低いものの、田植え自体は順調に進んでおります。

なぜ乾かない方が良いかというと、圃場に着いてもすぐに持って来た苗を田植え機に積み込めるわけでは無いので、苗が乾くと水分不足で枯れてしまう可能性があるのと、圃場が乾いていると苗が上手く植え付け出来ない可能性があるからです。

 

圃場の広さにもよりますが、植え付けるペースは十条機で約2枚、8条機で約1枚半ずつ進んで行きます。

ただオペレーター次第で、十条機でも1枚しか植えられず終わる場合もあるので、そこは技術の差が出てきます。私自身10条機に乗せてもらいましたが、1枚で終わりました。

 

 

毎年の事ではありますが、皆々が怪我無く事故無く終わることが1番です。

そして苗の成長と共に無事に秋の収穫を迎えたいと思います。

農業課　羽鳥

 

 

秋田県認証制度の特別栽培米あきたこまち▽

稲穂の輝き（白米）2.5kg