ホーム > スタッフブログ > アレルギー二課での仕事(お米のピューレ)
みなさんこんにちは。アレルギー二課の小林です。
今日はアレルギー二課で製造している製品を紹介したいと思います。その名も「コメピューレ」です。
ピューレは野菜や果物などの食材を生もしくは加熱した状態ですり潰した物を指しますが、コメピューレはその名の通り生のお米と水を加熱してすり潰したものとなります。ピューレと似た状態を表す言葉でペーストがありますが、出来たてはこちらに近いかもしれません。違いが分かりづらいので簡単にまとめると
ピューレ … 食材をすり潰し裏ごししたもの。半液体状の物が多く流動的。
ペースト … 食材をすり潰し裏ごしした後、加熱して一定の水分を飛ばしたもの。半液体状の物からのり状の物まで様々。
となります。ちなみにピューレはフランス語でペーストは英語なので日本には本当にいろいろな国の文化が入っているんだなぁと思います。
話が少し脱線してしまいましたが、実際に製造している風景をお見せしたいと思います。
※特殊製法になりますので写真は包装からとなります。
冒頭で説明させていただいた生のお米をピューレ化した後、縦型ピロー包装機にて充填していきます。
次に製品にX線の照射、金属検出機を使って異物の有無を確認します。
次の工程です。みなさんこれは何の機械だと思いますか?
これはトンネルフリーザーと言われるものでコンベアの上を製品が流れ急速冷凍状態にしていきます。冷凍温度はなんと「最大-40℃」真夏でもここだけは涼しいです(笑)
トンネルフリーザーでカチカチに凍ったコメピューレは一つ一つ丁寧に箱詰めされコンテナ冷凍庫で保管されます。
コメピューレはパン生地に練りこんでしっとりさせたり、アイスやソースなどに添加したり使用用途は多岐にわたっております。
主に業務用として出荷しておりますが気になる方は是非ホームページをご覧ください。
アレルギー二課 小林
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