インタビューを通じ、大潟村あきたこまち生産者協会のお米やパスタを選んだ理由、おすすめの調理法などを紹介します。
ホーム > プロの料理人が選ぶ理由 > 迫力のライブ感で味わえるジューシー鉄板焼きをお手軽に「ステーキハウス チャイム」様
2025.2.15
目の前の鉄板で、抜群の焼き加減で提供されるステーキが人気の「ステーキハウス チャイム」様は、東京メトロ日比谷線東銀座駅から徒歩約4分、お昼は周辺のオフィスで働くビジネスパーソンで賑わい、夜はお酒とお肉を楽しめる人気店です。
半世紀以上の歴史がある真っ赤でレトロな店内は、優しい語り口の店主・成田博之様と奥様、息子様が迎えてくださるアットホームな雰囲気です。
おすすめの“鉄板”ランチや、こだわりのメニューについてお伺いしました。
―創業された背景や、創業当時のエピソード等があればお教えください。
(店主)創業1971年なので54年目かな。最初は他の方がやっていたお店を私の父が任されて、その後を私が継いだ形です。
昔は目の前に大きな会社(電通、現在は移転)があって、そこの社員さんがたくさんいらしていました。現在も周りにオフィスが多いので、お昼にはお勤めのお客様がたくさん来ますよ。
奥の方の部屋は創業当時のまま残っているんです。
店内がレトロというお声も…もう古いだけですが(笑)昭和な感じで可愛いと。
―鉄板焼きスタイルは創業時からですか?
(店主)創業当時からずっとお客様の目の前でお肉を焼いて提供するサービスを守っています。
8席あるテーブルを全部回って、一人一人にお肉を焼いています。妻と息子と3人でこの店を切り盛りしていますが、お肉を焼くのは私だけです。
―食材選びで大事にされていることをお教えください。
(店主)食材は問屋さんから仕入れていますが、お肉は本当にお客様の目の前で調理するので見た目も大事です。この頃はお米の比じゃないくらいお肉が値上がりしましたね。
―おすすめのメニューは何でしょうか。
(店主)ステーキランチWカットのハラミです。
お醬油とからしとお酢を混ぜて、からし酢醤油をつくってくださいね。割合はお醤油がベースで、あとはお好みです。からしはあまり辛くないのでたっぷり入れても大丈夫。
―ステーキにからし酢醬油とは珍しいですよね。初めてです。
(店主)そんなに特別な調味料を使っているわけではないけれど、おいしいですよ。
レストランやステーキ屋で注文すると、ステーキソースで提供されることが多いですよね。とあるお客様はそれが嫌で、うちの「からし酢醤油スタイルでどうしても食べたい」からって、調味料を持参したらお店から顰蹙を買ったとか、そんなお話も聞いて(笑)
自宅でこの食べ方を教えたら、家族みんなに大好評だったって言ってくれるお客様もいました。
甘いステーキソースが苦手な人は、からし酢醤油の方がごはんが進むかもしれませんね。
―サラダのドレッシングもとてもおいしいです。
(奥様)気に入ってもらえてよかったです!主人の手作りですよ!「ドレッシングを売ってください」と言うお客様もいるくらいですけど、手間がかかるので売りたくないって…(大笑)
(店主)たまねぎとオイルとマヨネーズが基本的な材料で、隠し味にホワイトペッパーを入れてピリッとさせています。
―レシピを教えてしまって大丈夫ですか?
(店主)他の人にも教えています。でも私がカンで作っているので、誰も同じドレッシングは作れませんね。
―お肉にこだわるタレントの寺門ジモンさんからの取材があったそうですね。
(店主)8年くらい前、ジモンさんご本人から撮影交渉の電話がかかってきて「今度小さいカメラを持って行くので取材をさせて」って、強引に取材されちゃいました。
(息子様)電話を貰った時(店主は)相手がジモンさんだって分かんなかったんですよ(笑)
―ジモンさんは「自分でお肉を焼きたい」とか言いませんでしたか?(笑)
(店主)いやいやいや…(笑)私がちゃんと焼いて提供しました!今回おすすめしたものと同じ、ハラミを召し上がりましたよ。
他に、新井満さん(作詞作曲家、芥川賞作家。「千の風になって」の作詞をした方。)、渥美清さんや山田監督も来店されたことがあります。20年前くらいだったかな。渥美さんはひとりでフラッ…と立ち寄られて。声が甲高いのですぐに気付きましたね。
―弊社のお米をお使いになり25年程になりますが、きっかけやお米へのこだわり等をお教えください。
理由は、シンプルにあきたこまちがおいしいからです。他のお米と比べてみても、これには敵わないなってところです。
いわゆる平成の米騒動で、それまで使っていた米屋からあまりよくないお米が届くようになって困っていたところに、広告で偶然会長の想いを知ったことがきっかけです。それからお米を取るようになって、長いですよね。
ごはんは朝2回に分けて炊いて、提供しています。
それから、ごはんのおかわりは無料です。お代を頂く事を考えたこともありましたが、そのままで頑張っています。
=インタビュアー実食!=
おすすめのステーキランチWカットのハラミを頂きました。
焼き上がりを待つ間に、からし酢醬油を自分好みの配合で作ってスタンバイします。さっぱりと辛さもマイルドで食べやすく、自然にごはんが進みます!
お肉と一緒に野菜もたっぷり頂けて、おかわり無料のごはん+コンソメスープ、手作りドレッシングのかかったサラダもついて魅力的なお値段です。
カジュアルに本格ステーキが食べられるチャイム様は、目で見て楽しくて食べておいしい、とても素敵なお店でした。
ご馳走さまでした!
稲垣
東京都中央区築地1丁目12-22コンワビルB1
TEL:03-3542-0165
営業時間:11:30~15:00
18:00~21:00
定休日:土日祝日

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