玄米をわずかに発芽させたのが発芽玄米です。
発芽の際に眠っていた酵素が活性化し、
出芽のために必要な栄養を玄米の内部に増やしていきます。
そのため、玄米よりも栄養価が高く主食としても人気があります。
発芽玄米の栄養価の高さは、白米をはじめ、
そば、うどん等他の主食に比べて群を
抜いています。なかでも、ストレス軽減作用で
知られるギャバは白米の約10倍も
含まれています。
発芽により玄米の硬い皮が軟らかく
なることで、玄米特有の「炊飯が面倒」
「硬い」というデメリットが解消されます。
白米同様、手軽に炊飯器で炊け、
白米のように食べやすくなります。
通常の玄米は、表面を硬い皮に覆われていて、
それが「ボソボソ」した食感に
つながっています。発芽玄米は、発芽により
皮が軟らかくなり、内部は水分を吸って
膨らんでいるため、噛むと皮が弾けて
プチプチした食感が生まれます。
発芽玄米は甘みや旨みが豊富です。
これは、発芽により酵素が活性化
することで、糖質が分解されて甘みが
増すとともに、たんぱく質が分解され、
旨み成分であるアミノ酸が増えるためです。
参考：一般社団法人高機能玄米協会(2020.6.8アクセス)
http://www.mfbr.org/hatsugagenmai.html、
日本発芽玄米協会(2011.2.1)『発芽玄米・健康ガイドブック』
ギャバ等の栄養価が高く、
食物繊維も含まれた
ヘルシーな発芽玄米は、
白米と同様、手軽に炊飯器の
白米モードでたけます。
発芽玄米 1kg
学習能力向上や降圧効果もあり
ギャバ(ガンマーアミノ酪酸)
白米の約10倍含まれ、血圧の降下作用や
中性脂肪を効率的にエネルギーに変える等、
様々な機能があります。
炭水化物の代謝を促す
ビタミンＢ1
糖質の代謝を促し、疲労回復や脳への
栄養補給にも大きな役目を果たします。
筋肉の収縮を調整
マグネシウム
足がつる等の症状も防ぐ他、
骨や歯の形成にを必要な栄養素です。
皮膚の老化防止や血液循環促進
ガンマーオリザノール
白米よりも多く含まれ、成長促進や自律
神経失調症の緩和に役立つ他、更年期障害や
婦人科疾患にも効果的です。
余分な血糖や中性脂肪を吸着
食物繊維
善玉菌のえさとなって腸内環境を整える他、
消化器官の働きを高め、糖尿病や
脂質異常症の予防・改善にも有効です。
日本人に不足しがちな栄養素
カルシウム
骨を造るのに必須で、
骨粗しょう症等の予防にも不可欠です。
血液を作り出す役割を担う
鉄
赤血球を作るのに不可欠な鉄分は、貧血を
防ぎ、疲れやだるさ、手足の冷え等も改善します。
他にもこんな栄養成分が
フィチン酸(IP６)、フェルラ酸
活性酸素による老化を防ぐ他、免疫活性化作用、
抗がん作用等も期待されるフィチン酸(IP6)や、
アルツハイマー型認知症の予防・改善に有効だと
されるフェルラ酸も豊富です。
参考：日本発芽玄米協会(2011.2.1)『発芽玄米・健康ガイドブック』、女子栄養大学出版部（2006.12）『五訂増補食品成分表2007』
玄米の状態では、
栄養素が長期保存
できる形になって
います。
水を加え一定の
温度で浸漬すると、
酵素が出ます。
浸漬により酵素の
働きが活発に
なります。
ギャバ等の
栄養価が高い
発芽玄米になります。
参考：一般社団法人高機能玄米協会(2020.6.8アクセス)http://www.mfbr.org/hatsugagenmai.html
ギャバ等の栄養価が高く、
食物繊維も含まれた
ヘルシーな発芽玄米は、
白米と同様、手軽に炊飯器の
白米モードでたけます。
発芽玄米 1kg
女子大生を対象とした調査を行ったところ、発芽玄米を食べ続けることで、
肌に含まれるコラーゲンの量や肌の明るさが上がっていくことが分かりました。
これはフィチン酸(IP6）、フェルラ酸、トコリエノールといった活性酸素を
取り除く働きのある「抗酸化物質」が、発芽玄米に豊富に含まれている
からだと考えられます。
参考：日本発芽玄米協会(2007.11.1)『発芽玄米・健康ガイドブック』
継続して発芽玄米を食べることで、
ストレスによる意欲の減退が抑えられ、
精神安定や集中力を高める
セロトニンの量が増える等、
ストレス抵抗性を高める
「抗うつ的効果」のあることが
分かっています。
参考：日本発芽玄米協会(2007.11.1)『発芽玄米・健康ガイドブック』
発芽玄米に含まれる食物繊維は、直接腸管を刺激して
腸の運動を促進する効果や、腸内の善玉菌のエサとして
腸内環境を整える働きを持っています。
赤ちゃんのいるお母さん21人に発芽玄米を2週間食べてもらったところ、
過半数の方に便通の改善が見られました。
21人の女性に発芽玄米を2週間食べてもらった結果
参考：日本発芽玄米協会(2011.2.1)『発芽玄米・健康ガイドブック』
低インシュリンダイエットという言葉が一時流行りました。
これはGI値の低い食品を食べていれば血糖値が安定するので空腹感がない、
間食をする誘惑に勝てる。GI値が低く、さらにカロリーの低いものを食べていれば、
結果として1日の総カロリーが低く抑えられるため、
空腹感と戦いながらの辛いダイエットではなく楽に減量できるという考え方です。
発芽玄米はGI値が40以下と非常に低く、食物繊維をたっぷり含んでいるので
複合炭水化物からブドウ糖に分解され吸収されるのに時間がかかります。
そのため血糖値が安定し、ダイエットにも最適とされています。
参考：菅原明子(2004)『発芽玄米ダイエットレシピ』出版社
ウエストサイズが減少
肥満傾向にある成人男性12人に、
主食を発芽玄米にして
1日240g（お茶碗2杯分程度）を
2ヶ月間食べてもらったところ、
平均1.8cmサイズが減少した
という結果が出ています。
参考：日本発芽玄米協会(2011.2.1)『発芽玄米・健康ガイドブック』
ギャバ等の栄養価が高く、
食物繊維も含まれた
ヘルシーな発芽玄米は、
白米と同様、手軽に炊飯器の
白米モードでたけます。
発芽玄米 1kg